どんな分野に関わらずデータ分析に興味があるけどどうしたらいいか全然わからないという方向けの無料講座が開設されました。実際に受講してみたので、どんな内容か?どんな人向けなのか?を紹介しましす。



gacco

gaffoとは大学教授をはじめとした一流の講師陣による本格的な講義を、誰でも無料で受けられるウェブサービスです。
 
gaccoはMOOCというオンラインで講義や課題を受けられるサービスの1つです。
今回紹介する講座の提供元は総務省統計局です。この講座を登録・受講したからといって「続きはこちら」などと言って高額な有料講座を勧められることもありません。


今回gaccoにデータ分析未経験者向けの口座が開講されました。


社会人のためのデータサイエンス入門
社会人のためのデータサイエンス演習
スクリーンショット 2019-10-13 19.28.17



今回社会人のためのデータサイエンス入門が開講されたことに併せ、2019年5月14日に開講された社会人のためのデータサイエンス演習が再び受講できるようになりました。



講座内容

「入門」ではデータ分析の基本的な言葉やデータの見方を紹介しているのに対し、「演習」では実際のExcelのデータを使ってデータ分析の基本を学ぶことができます。

社会人のためのデータサイエンス入門
今、ビジネスの現場では、統計的な思考力によって様々な課題を解決していく能力、すなわち"データサイエンス"力の高い人材が求められている。このようなことを踏まえ、本コースでは"データサイエンス"力の向上を目指し、事例なども踏まえ、データ分析の基本的な知識を学ぶ。

この講座は4週間のコースになります。

第1週:統計データの活用

第2週:統計学の基礎

第3週:データの見方

第4週:公的データの使い方とコースのまとめ



社会人のためのデータサイエンス演習

総務省統計局が提供する講座、ビジネスの現場で求められているデータサイエンスをわかりやすく解説します。

今、ビジネスの現場では、統計的な思考力によって様々な課題を解決していく能力、すなわち“データサイエンス”力の高い人材が求められている。本コースでは“データサイエンス”力の向上を目指し、事例なども踏まえ、ビジネスの現場で使われる実践的なデータ分析(統計分析)の手法を身につける。

この講座は5週のコースになります。

第1週:データサイエンスとは

第2週:分析の概念と事例

第3週:分析の具体的手法

第4週:ビジネスにおける予測と分析結果の報告

第5週:ビジネスでデータサイエンスを実現するために



必要なこと

Excelを使います。



どうやって勉強するの?

どちらの講座も2つのパートからなっています。

動画による講義

各週に5〜10個程度のyoutubeの動画で学びます。
それぞれの動画は10分前後なのに加えyoutubeなので再生速度を上げることもできるので通勤時間などすきま時間でも勉強ができます。

課題

各週の最後に課題があります。

課題は今の所全て選択形式です。内容としては講義動画を見れば全て解答できるレベルになっています。

加えてExcelの実際のデータを使った課題でもアドインツールやピボットテーブルを使うことで関数を使った計算などを必要としないので1問1問の時間もさほどかかりません。


教材

動画があるので無くても受講可能ですが、もし紙媒体でも欲しいという方がいればスタディーノートがAmazonで発売されています。






何が学べるか?

基本的な統計量
「平均値に騙されない」という内容で平均値・中央値・最頻値の紹介や分布によってどの値を使えばいいのかを紹介しています。

表・グラフの使い方

どういった場面にどんなグラフを使えばいいのか?といった紹介やExcelを使ったグラフの作成方法について紹介しています。

表はピボットテーブルを使ったクロス集計表、グラフは棒グラフや折れ線グラフ・散布図が紹介されています。またこういったグラフはダメ!といった注意点も紹介されています。

相関と因果関係、単回帰直線

データから散布図を作り相関係数や単回帰直線を作成します。
また相関関係と因果関係の用語の説明と相関関係と因果関係は違うことを丁寧に紹介しています。

Excelで単回帰直線を作り予測をするといった流れも紹介されていますが、重回帰やロジスティック回帰などは今回の講義の範囲外となっています。

時系列分析

時系列データの基本的な見方(傾向・循環変動 + 季節変動 + 不規則変動に分けるなど)やExcelを使った分解方法などについて紹介があります。


データの報告の仕方

こういった内容を講座で見たことがなかったのですが個人的に参考になったのが「演習」にあった分析結果の報告の仕方でした。

こういったところに気をつけないと、データは正しくても誤って解釈して報告する恐れがありますよ!といったところに時間を割いて説明されています。

それだけでなく悪意のあるデータの見せ方を見抜く力がつくと感じました。



公的データの使い方

公的統計データの入手方法について紹介があります。



実際に受講して感じたこと








ツイートでも紹介しましたがデータ分析未経験な方こそ向いていると感じました。既に研究をしていたり統計学を勉強している方には講義動画を見なくても課題を全問正解できるような内容かもしれません。

そもそも統計学が好きな人なんてマイノリティで、数学や統計学の用語はわかりにくいものが多いです。

講義では数式とかExcelの関数を使うことが無く、数学や統計学の話に寄りすぎていないので数学・統計学とかよくわからない、Excelの操作がよくわからないという方でもとっつきやすい構成になっていると感じました。

今回の内容がわかればデータに関するリテラシーは確実に上がると思いますし、個人的にはこの内容を押さえてくれてたら相談されたとしてもすごく話がしやすい!と感じました。

・データ分析何もわからんという状態をなんとかしたい
・今までしたこと無いけどデータ分析が必要になった
・統計の本とか読んでもわからん(そもそも「読む」なんて選択しがない)
・Excelでの分析は職場の報告書を使っているだけで、新たに分析しようとなっても使い方がわからない

上記のような方は今回の受講は何かのきっかけになるかもと感じました。


講座のスケジュールについて

どちらの講義も期限があります。


社会人のためのデータサイエンス入門

スクリーンショット 2019-10-14 1.42.28

Week1は動画はすきま時間でも見れる分量で、課題も講義を見れば確実に正解できる内容で5問しかない(計算もExcelも必要ない)のでその気になれば1日でも何とかなるかもしれません。

すべての課題を締切日までにパスできれば修了証がもらえます。



社会人のためのデータサイエンス演習

こちらは過去の授業のアーカイブなので5週分の全講義がアップされています。

開講日:2019年10月8日(火)15時
閉講日:2019年12月17日(火)23時59分

自分のペースで勉強できるのもgaccoのいいところです。




まとめ

今回は社会人のためのデータサイエンス入門・演習を紹介しました。
データとか苦手という方がとっつきやすい講座ですので、興味があれば期限もありますので受講をおすすめします。