これまでのブログでは「Rで何ができるか?」や「Rを使うためのソフトの紹介」を行ってきました。

この記事ではRの基本的な使い方を紹介していきます。

Rはプログラミング言語になるのですが、医療従事者でプログラミングをしている方は多くはないと思います。今回はプログラミング言語を勉強したことが無い方でもイメージできるように説明していきたいと思います。

また、このブログは「プログラミング未経験でも最短で基本的な医療統計が使える」ことを前提に説明するつもりです。そのためかなりざっくりとした表現にして、徐々に枝葉を伸ばそうと思っています。

今回は「変数」について説明します。


「変数」の使い方を知る 


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プログラミングでは「変数」というものを使います。
とりあえずというのは「名前がついているなんでも入るバッグ」みたいなものです。


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具体的には上記のように表記します。

これは1をaという変数に入れるという意味になります。ベクトルと言うこともあるらしいですが雰囲気を掴んでください。

ちなみに<ーの表記は不等号の"<"とマイナスの"ー"をくっつけたものです(必ず半角英数で!)。
他の言語では=を使ったりするらしいですが"<ー"はR独特なようです。

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変数には数字だけでなく、文字やExcelの表全体、Excelの列、関数(t検定の結果など)、グラフなど何でも入れることができます。

よく本や他のサイトでExcelの表など入れるときは"dat"や"Dataset"のような名前をつけていることが多いですが自分の好きな名前をつけても大丈夫です。ちなみに大文字と小文字を区別するので注意してください。

既にEZRやRコマンダーを使っている方はお気づきかもしれませんがExcelデータを取り込むときの画面がありますよね。その画面でDatasetとなっているものがありませんか?それは「Datasetという変数名に表を入れている」わけです。

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変数を使った計算

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上の概念図を実際にRで書いたものが下になります。
  1. 左上のスクリプトにコードを書く
  2. 1行目を選択して順番にRunを押す(Runは選択している行のみを実行)
  3. 下に結果が出る
オレンジで書かれているのは「このプログラムを実行しました!」という意味です。
a <- 1 :1をaに入れました!
b <- 2 :2をbに入れました!
a + b  :a + bをします!

[1] 3
a <- 100 :100をaに入れました!
a + b   :a + bをします!
[1] 102

なんだか自衛隊とか船の操縦で何度も呼称している姿をイメージしてしまいます。


aに100を入れ直したので2回目のa + bは102になっています。
右上にはaとbに現在何が入っているのか一覧があります。
aに100を入れる前と入れたあとでaの値が変わることを確認してください。


問題

a <- 5
a <- a +1
a

答えは下にスクロール


























> a <- 5   :5をaに入れました!
> a <- a + 1  :a(この場合は5) +1したものをaに入れました!
> a     :aを表示します!
[1] 6
なんだか慣れない表現ではありますがよく使います。


まとめ

今回はRの「変数」について説明しました。でもこれだけでは「じゃあt検定はどうすればいいの・・・?」とイメージがつかないと思います。それを理解するためには「データフレーム」という考え方が必要になります。

次はデータフレームとベクトルの話をします。